【レポ】10月3日取材ワークショップ
秋晴れの日曜日。
今回のワークショップは、8月の編集部活動でもお世話になった
垂水「みんなの家セラヴィ」さんにて開催しました。
テーマは「取材相手を好きになってみる」。
過去に500人以上の取材経験があるライター・おきゆきこさんを講師に招き、
初対面の人とのコミュニケーションのコツや、会話が途切れたときの必殺技など、“取材の達人”が編み出したさまざまなノウハウを交えてお話しいただきました。
インタビューするときのお約束
(1)そこで聞いた話は、その場だけの秘密(秘密を守る義務)
(2)話を聞くときは、否定しない(気持ちよく話してもらうためのマナー)
(3)「これ以上言いたくない」を尊重する(相手の気持ちを思いやる)
など、取材者としての基本的なマナーを勉強したあとは、いよいよ実践!
できるだけお互い深く知らない同士で2人1組になり、まずはお互いに自己紹介。
自己紹介を聞き、「こんな人かな?」と思った第一印象をシートに書き込みます。
次に“学校で、なにが好き?”というテーマに沿って、自由にインタビューし合いっこします。
「ドッジボールが強い」「サッカーがうまい」「辛いものが好きだけど、給食のカレーは辛くなくて物足りない」などなど…相手から出てきたエピソードから、さらに聞いてみたいことを考え、質問していきます。
見回すと、どちらかというと女の子ペアのほうが順調に進んでたかな?
初対面でも話題が途切れず、終始楽しげに会話が弾んでいました。
インタビューを終えて、最初に相手に対して感じていた第一印象がどう変わったかも、振り返ってもらいました。話せば話すほど、思いがけない一面を知ることができたり、相手をより身近に感じたり…いろいろな変化があったようです。
「取材」のノウハウを使えば、学校生活や友達との付き合いがもっと楽しくなったり、会話がスムーズになったりと、いいことがたくさんあります。ぜひ、普段の生活にも取り入れてほしいな。
こども達からは「楽しかった」「また来たい!」とうれしい声が。
付き添いでやって来たお母さん達まで「お話がおもしろくて、つい全部聞いてしまった」。またいつか機会があれば、中高生・おとなバージョンも開催できたらと思います。
参加者▶小学3年生~高校2年生 14名
(レポ:大人サポーターせいちゃん 写真:大人サポーターとんちゃん)